功徳荘厳

「功荘厳」これから、皆様方とおつきあいをさせていただく新コーナーの名前です。
 新設にあたり、色々と考えましたが、当寺の名前が蓮寺であり、阿弥陀経の前半にも何度も用いられているということで、この名前にさせていただきました。
 功徳という言葉は、自分が善い行いをすること(徳を積む)によって、その善きことが身にかえってくるというときに使われますが、もともとは仏教用語で仏様の教えを修行して身に受ける、という意味です。荘厳というのは、仏様をかざることを言います。
 私たち僧侶というものは皆様方に仏教は身近なものと感じてもらうことが、一番の喜びです。
 仏具にしても、皆様方が、「あれは何だろう? これって、何に使うの?」という疑問がでてくると思います。
 もちろん意味があり、その疑問を仏具から説明させていただくことが、このコーナーの目的というか本意です。
 つまり、仏様の荘厳(かざり)には、ほとんどのことに意味があり、それを理解するということが、皆様方の知識になり、生きる方法を知るということなのです。
 なお説明における、仏具等につきましては、当寺のものを使わせていただきます。