第三十回 四月の法要(一)
2024年3月31日
今年も、4月1日から5日まで京都の御本山では春の法要が厳修されます。親鸞聖人は4月1日に生まれたと伝えられているからです。 お東は新暦で法要をいたしますが、ほかの派では、旧暦でされるところがおおいので、5月21日とも […]
第二十九回 一般法要時の荘厳(一)
2024年2月29日
今年も、お彼岸の季節が来ました。お彼岸は特別な行事ですので、荘厳も特別な飾り方になります。 特別といっても仰々しいことではありません。お彼岸団子を飾った供笥(くげ)を供えて、打敷(うちしき)水引(みずひき)を掛けます […]
第二十八回 報恩講の荘厳 五具足(三)
2024年1月31日
報恩講には、その期間だけ荘厳する仏具が数多くあります。それは、報恩講の上位にあたる御遠忌法要のときにも用いられます。 過去に幾度か、説明や掲載をしましたので、そちらの方をご覧願います。 今回は、先月、在家のお内仏の […]
第二十七回 報恩講の仏具
2023年12月31日
今年も師走となりました。各地の寺院でも報恩講が厳修されております。 名古屋別院でも十三日から十八日にかけて行われ、御門首はもとより、今年は新門も御出仕(ごしゅっし)されました。 今回は、この別院と本山報恩講をもとに […]
第二十六回 報恩講の巻物(二)
2023年11月30日
前回、「式文」「嘆読文」に触れましたが、今回は御伝鈔(ごでんしょう)についてです。この御伝鈔は、前回説明をした、親鸞聖人のひ孫に当たる本願寺第三世の覚如上人が書かれた巻物で、報恩講の中逮夜(ちゅうたいや)だけに詠まれる […]