コロナ社会  R2 11.20

 コロナ禍がどんどん拡大し、色々な仏教行事が中止になっています。このような現状を、私たちは、どのように受け取るかが今問われています。
 コロナ禍を、とんだ災難だと、ただ不安がって、自分自身にふりかからぬよう、おびえて過ごすのではなくて、今こそ、改めて、日頃の無事平穏な日常生活を当たり前と思い、むしろ、次々と慾をふくらませて不平不満な思いで生きている事に、気付く最大のチャンス(仏縁)と受け取りたいものであります。
 自分の健康な身体も、慣例の仏教行事も、実は当り前のことではなくて、不思議な御縁で有り難いことが、有り得ているのであります。
 そのことに気付き、感謝の気持ち(念仏の心)を持って、全て「受けとる一手あるのみ」と謙虚に、御縁に頭を下げて、生きてゆきたいものであります。

「感謝は世を明るくし、不平は世を暗くする」
「自信の強い人に、感謝はない」

前住職
釋時中