お彼岸  R2 9.19

 浄土真宗(親鸞聖人の教え)では、聞法供養と云う言葉が使われています。仏法を聞くことが、唯一のご先祖への供養になると云うことでしょう。
「暑さ 寒さも彼岸まで」という、この季節こそ、もっとも聞法に適した季節と云えます。
 私たちの眼(まなこ)は外を向いていますので、他人の傲慢な根性には、よく気付き、腹を立てて生きていますが、その眼を自己自身に向けて、聞法することが条件であります。
 念仏は、自己に眼をむけるための唯一の手段であり、仏縁であります。まず合掌念仏して、自己に心を向けてから、静かに聞法したいものであります。念仏はご祈祷では、ありません。

○生きるにあらず、生かされているなり。
○死ぬるとき、この身体に感謝して返してゆきたい。
○今、生きていることが一大不思議である。

前住職
釋時中